過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 22:24:55.72 ID:KG8R2sxio
雪ノ下にそんなキャパシティはないし、要領よくやれるほどの器用さがないことも知っている。

だから奉仕部は形を変える必要があるのだ。

「……そう。わかったわ。でも奉仕部がなくなっても、私は……」

雪ノ下は諦観するように俺の言葉を受け入れた。その後にも何か言葉を続けようとしていたが、口から吐き出されるのは空気のみで部室に静寂が訪れる。

奉仕部がなくなっても、雪ノ下は。ここに続く言葉はなんだろうか。

俺の、由比ヶ浜の願うものと同じかもしれないと思うのは、都合がよすぎることだろうか。

静寂を打ち破ったのは由比ヶ浜の声だった。

「ゆきのん。あたし、会長以外の役職に立候補するよ」


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