過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 22:32:07.36 ID:KG8R2sxio
俺は結局、この二人を信頼していないことに他ならないのかもしれない。

「比企谷君…………」

名前を呼ばれて顔を上げる。気がつくと雪ノ下が頬を染めながら、すがるような瞳でこちらを見つめていた。

ちょっと、そういうのは動揺するんでやめてもらえますか……。

「なんだその目は。あんま睨まないでくれるか」

「に、睨んでなんかないわよ、失礼ね」

雪ノ下は恥ずかしそうに目を逸らしてしまった。睨んでいるのではないことは当然わかっていた。

こっ恥ずかしいからやめてくれという意味で言ってみたが、どうやら目論見はうまくいったようだ。

「……言わなくてもわかることって、あるんだね」


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