過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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352:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:45:38.28 ID:RYx/9kaJo
折本は元気な言葉と中学生の頃にも見た懐かしい笑顔を残し、階段を一段飛ばしで駈け上がっていった。

見たことのある屈託のない笑顔は、昔も今も俺に向けられたものではないということに気がついて、少しだけ虚しくなった。

階段を見上げる葉山に声をかける。

「なんのつもりだ?」

「なんのつもりって、関係を修復しただけさ。打ち合わせもあのままじゃやりにくいだろ」

「……まぁな。簡単に修復できるんだな、お前」

「…………どうだろうな。いくら取り繕って修復しても、壊れる前にはもう戻らないよ。上辺を取り繕うのが上手なだけさ」

葉山は全てを諦めたかのように、感情のこもっていない薄い笑みを浮かべていた。


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