過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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386:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/05(水) 01:20:55.33 ID:3QzLARDco
生徒会長の補佐をすることが自分の仕事と考え、必要以上にでしゃばろうとする気のない俺も、さすがに日数がない、会議方針を変更したほうがいいとやんわりと発言はしていたものの、状況は一向に変わらなかった。
玉縄は全ての意思を取り入れて、全員が納得できる最善案を模索しようとしていた。そんなもの、どうやったってできやしないのに。
雪ノ下さんはそれに抗おうとはしていた。だが、致命的な決裂を恐れ婉曲な言葉に終始していたこともあり、玉縄には焦りやもどかしさがどこまで伝わっているのか怪しいものだった。
日程とスケジュールを考えると、もう会議や準備に使える残された時間は多くない。
本番までの残り日数だけが減っていき、それを皆が自覚しながらも手をこまねいているのが現状だった。
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