過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 21:45:34.71 ID:KG8R2sxio
ならば、頭での理解より先に訪れたものが、俺のどこから来たものなのか考えねばならない。

それはきっと、感情というものだ。そのぐらいはいくらなんでも、俺にでもわかる。

ここで考えなければならないのはそれよりも前。その感情が、俺のどういった思いから発せられたのかだ。

今、由比ヶ浜と話しながらでも考えなければ手遅れになりそうな気がした。

「は?お前、なんで……」

「あたしさ、なんもないから。あの部活でできることも、やれることもなーんもないんだなって。だから、逆にそういうのもありかなーとか」

そんなこと、あるわけがない。

俺が、雪ノ下が、由比ヶ浜の存在に、言葉に、優しさにどれだけ助けられて、救われてきたのか。


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