過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
↓ 1- 覧 板 20
408:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/05(水) 01:38:32.51 ID:3QzLARDco
「ううん、何も聞いてないよ。ゆきのん、あたしにはそういうのなかなか言ってくれないから……。そういうのは、たぶん……」
ヒッキーにしか相談しないと思うよ。
それは言葉にはならなかった。ゆきのんの信頼は今、ヒッキーのみに向かっている。悲しくて寂しいけど、たぶん、あってる。
「……そうか。俺が聞きたかったのはそれだけだ。ありがとな」
「ううん、何も答えられなくてごめん」
「いや……うん、そろそろ戻るか」
立ち上がるヒッキーの袖を思わず掴んでしまった。二人の時間が名残惜しかった。
ヒッキーは驚いたように振り返り、見上げるあたしと目線を交わす。
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。