過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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436:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 16:03:43.59 ID:XkiAh6nYo
>>433
ごめんあんためっちゃきもい…
437:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 17:38:00.42 ID:ab8nSj4d0
>>433
居酒屋なんて寒いネタを面白いと思ってる奴のセンスに期待すんなって
438:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:00:32.06 ID:3q9LfLs3O
頭が重い。
やるべきことはあるので手も動かしてはいるが、肝心の中身についてが宙ぶらりんのままだ。作業は今後も後手に回ることが予想され、効率もよくない。
439:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:03:25.91 ID:3q9LfLs3O
そして私も、依頼とも以前の奉仕部の活動とも少し違うが、彼と一緒に何かをやれるということを嬉しく思っている。
もちろん嬉しいだけではなくて、責任が大きい分悩みごとも尽きないけど。
もう一つ、おそらく彼は最終的な決断を自分で行い、責任を全て負うことになるということを恐れているのだ。
440:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:04:02.85 ID:3q9LfLs3O
だから、玉縄君の責任を分散させるというその行為を、言い換えるとみんなを頼ろうとするその行動を、私は完全に否定できずにいる。
これはどちらが正しくて、どちらがまちがっているということではない。要はバランスの問題だ。
それこそ私が苦手としていることだ。私はどちらか両極端にしか寄れない。
441:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:06:34.89 ID:3q9LfLs3O
「あいつらだって休憩ぐらいするさ。いろはもちょっと休んだら?」
一色さんがパソコン画面から顔を上げ、唇を尖らせながら葉山くんに不満を漏らした。
そういえば比企谷君と由比ヶ浜さんが席をはずしてから割と時間が経っている。何処で何をやっているのだろう。
442:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:07:36.08 ID:3q9LfLs3O
いや、実際のところあまり我慢できていなかった、失態ね……。
前も思ったことがあるけど、相手に合わせて話すことができるあたり、彼は優秀な人なんだろうと思う。自分のことや、感情に根差す問題の対処以外は。
後になってようやく、彼は私を助けようとしてくれていたのだと思い至った。
443:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:08:49.13 ID:3q9LfLs3O
私が生徒会長になった理由はなんだったか。
覚えていないわけではないが、その思いとは裏腹に私がかつてなろうとした私とはどんどんかけ離れていく。
「ただいまー、ゆきのん」
444:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:10:06.82 ID:3q9LfLs3O
気を取り直して作業に没頭していると、終了時刻が近くなっていた。キリのいいところまでやって今日はお仕舞いにしようと考えていると、玉縄君がこちら向かい声をかけてきた。
「今日は僕たちはここであがるよ。お先に、雪ノ下さん」
445:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:10:58.76 ID:3q9LfLs3O
「雪ノ下ー、俺らいつまでやんの?」
「もう少し、キリのいいところまでやって私たちも終わりましょうか」
比企谷君の質問に考えていたことを答える。
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