過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
↓ 1- 覧 板 20
464:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:34:18.23 ID:3q9LfLs3O
「サッカー部のことだし、いろはだけで十分だよ」
「わ、わかりました。行きますー」
「オーケー。というわけだから、みんな、また明日」
「おー、隼人やるねぇ。このこのー。ごゆっくりー」
姉さんは葉山君をからかうように肘でぐりぐりとつついた。葉山君はそれを軽くいなして歩き始める。
「と、というわけなので、はるさん先輩と先輩方、またでーす」
一色さんは可愛く会釈をすると、スカートを翻しながらくるりと振り返り、葉山君を追いかけて近くのショッピングモールへ向かっていった。
嫉妬や悲しむような感情は湧かないが、ちょっと意外で、あと……置いていかれたような気がして、少しだけ寂しくなった。
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。