過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 22:52:27.45 ID:KG8R2sxio
「いや、またはないだろ。俺と話すことはもうないと思うぞ。接点がねぇだろ」

「そうですね。接点がなければ話すことはなさそうですね。じゃあまたでーす」

わかったとか言いながら最後の挨拶は変わらない。ほんとにわかってんのか?

「だから……まあいいや。じゃあな一色」

同じやり取りをもう一度繰り返すのも面倒なので、俺は正しい別れの挨拶をして立ち去ることにした。

一色か。人のこと言えないけど、変な奴だったな。でもまあ、これであいつと話すことはもうないだろう、また依頼でもしに来ない限りは。

……ありそうな気がしてきたな。

あいつはあいつで人間関係の問題があるから、あの依頼に繋がったわけだし。奉仕部が生徒会に移ることも言っちゃったし……。

どこに行けば依頼できるのかわかってしまった一色が、また面倒なことを持ってこないよう祈りながら部室へ戻った。



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