過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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512:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/17(月) 06:21:30.21 ID:bDJjjpJNo
それよりももっと許せなかったのは、彼自身の自己評価が低いことだった。彼が価値のないものだと思っているとしたら、それに嫉妬している自分は一体なんなんだ。

だが俺は彼にはないものを多く持っているのも事実で、それを認めることができないほど子供ではない。彼は俺の対極にいる人間で、お互いができないことをできるという、たったそれだけのことなのだろう。

そうわかってはいても、一度内から這い出てきた醜い嫉妬心は、決して消えることはなかった。


そんな燻った思いを抱えていたものだから、陽乃さんに巻き込まれて折本さん、仲町さんと遊びに行く羽目になったとき、俺らしくないとは思いつつも、つい酷いことを言ってしまった。

その出来事の少し前に、雪ノ下さんからよければ生徒会長になってもらえないかと打診があった。


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