過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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558:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 23:25:36.63 ID:k1AwEidto
「だよな。馬鹿みてぇだし、さっさと決めねぇとな。けど今はこれをやる」

留美からの返事はなかった。それからは静かな時間の中、二人で黙々と飾りを作り続けた。

集中力が必要な作業はお手のものだ、一人の世界に入り込むのは得意だからな。そして、考え事をするにはやはりこの中が一番だ。

先ほど留美は一人でやれるから助けは必要ないと言った。強がりでそう言っているだけなのかもしれないが、一人でやろうとするその姿勢はきっと気高い。

一人で立つことは必要なことだ。一人で立てるようになってこそ、他人と信頼や協力を行えるのだろう。だが一人でやれることには限度があるのも確かだ。

つまり、一人で立つのに、一人で全部できる必要なんてない。


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