過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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569:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 23:33:32.78 ID:k1AwEidto
「その心意気は認めよう。だが敢えて厳しいことを言わせてもらう。そんなものはただの自己満足だ。人のためのように見えるがその実、自分のためにしかなっていない」

宣言通り、口調も内容も俺にとってとても厳しいものだった。

「もう、君が傷付くことで君以上に悲しむ人間がいることをわかってもいい頃だ。だから先に言っておく。比企谷、人を傷つけないようにするというのは無理だ」

頭を殴られたような気分だった。話はそれから半時ほどに及んだ。



平塚先生と別れてからの家路で、帰ってからはリビングで、寝る前の自室で、言われたことを考え続けた。

俺を叱責するかようなアドバイスを頭の中で何度も反芻する。その言葉の数々に、俺はどれもまともに返事をすることができなかった。


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