過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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654:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:53:03.41 ID:Sv+8YbD5o
「どこまで意地が悪いんだ。俺も素直には認めてやらないけど」

「……じゃあお互い様だな、馬鹿野郎」

「ははっ」
以下略



655:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:54:09.08 ID:Sv+8YbD5o
「ありがとう。ではこの枠の中でできることを考えていきましょうか。まずは……劇の内容ね」

さっきは準備できてるとかのたまっちゃったわけだけど、そこからなんですよねー。あー、なんかもうげんなりしてきた。

「オリジナルの脚本にするの?」
以下略



656:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:55:26.20 ID:Sv+8YbD5o
「い、いえ、まだそれはわからないわ。なぜ当然のようにそう思うのかしら……」

「先に誰がメインで考えるか決めないか?他にやることもあるわけだし、全員で頭抱えても仕方ないよ」

「そうだねー。誰か一人選んで大枠決めてもらおっか。細かいところはみんなで相談として」
以下略



657:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:56:31.71 ID:Sv+8YbD5o
「あ、すまん雪ノ下。なんか言ったか?」

「…………いえ、何も」

なんで恥ずかしそうなのかは知らんが、本人がいいと言うなら無理にまた言わせることはないか。一色で押してしまおう、面倒だし。
以下略



658:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:57:41.43 ID:Sv+8YbD5o
「なんですか、先輩がやってくださいよー」

「やだよ、ていうか無理だよ。俺が書けるようなもんが小学生やお年寄りにウケるわけがねぇ」

異世界チーレムものなら材木座に書かせるけど。いや俺が書いたほうがマシかもしれんな。真面目に考えても園児が泣くような代物になりそうだ。
以下略



659:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:58:40.07 ID:Sv+8YbD5o
「…………はは」

「うん、やっぱ一色がいいよ。なぁ?」

同意を求めるため周りを見渡すと、ジトッとした目線が俺に向けられていた。というか雪ノ下と由比ヶ浜から超睨まれてるんだけど。なにこれこわい。
以下略



660:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:59:22.28 ID:Sv+8YbD5o
「おお。適任じゃねぇかな」

「……わかりました、ちょっと考えてみます。自信はあまりないですけど」

「……大丈夫よ。あなたを推した人がいるのだから。信じていいと思うわ」
以下略



661:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:59:53.39 ID:Sv+8YbD5o
無視された上、プイと顔を背けられた。あれ、なんか雪ノ下さん怒ってる?おこのんなの?俺なんかやったっけな……。

続けて障害となりそうな項目について話し合いが行われ、イベントが動き始めたと実感することができた。

雪ノ下はここでも実務能力の高さを存分に発揮する。よくそんなところまで気が回るなと何度思ったことか。
以下略



662:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 17:01:18.03 ID:Sv+8YbD5o
「うん、あたしもオッケー。先のこと考えたら余裕持たせたいし」

「はいー、といってもわたしはシナリオで頭抱えてそうですけど」

「俺も問題ないよ。劇の役者が来る月曜までには、指示を出せるようにしておきたいからね」
以下略



663:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 17:01:51.59 ID:Sv+8YbD5o
ここまでー

またそのうち


664:名無しNIPPER[sage]
2015/09/06(日) 17:17:27.36 ID:qaCcbzFeo



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