過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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756:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:38:46.69 ID:vhSqVbECo
「いろはは素敵な子だ、素直にそう思う。もし、もっと早くから君と出会っていたら、出会う順番が違っていたら、きっと俺は……」

「はっ、もしかして好きになってたって言おうとしました?わたしも葉山先輩のこと好きだと思ってたんですけどよくわからなくなったのでまだ付き合わないでもらっていいですか、ごめんなさい」

…………しまった。こんなこと言うつもりなかったのに。わけわかんなすぎる。付き合わないでくれって、何様なんですかわたしは。
以下略



757:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:39:56.84 ID:vhSqVbECo
「っはー。可笑しかった。いや、どうしたも何も……いろはが面白すぎて。まだ付き合わないでくれって、そんな日本語があるなんて思いもしなかったよ」

「あ、まぁ……そうでしょうね。わたしも言うつもりなかったですし……。なんかもう自分がどんな人間なのかよくわからなくなってきました」

「くっく……。じゃあ教えようか。いや、聞かせて欲しい」
以下略



758:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:40:59.19 ID:vhSqVbECo
わたしの好きな人。

よくわからなくなってきたけど、それなら簡単だ。だって───。

「H、ですかね」
以下略



759:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:42:35.65 ID:vhSqVbECo
特別ではあるんだろうけど、好きかもしれないと言っているその対象にわたしが含まれていないのは確実なわけで。

他人にまともに踏み込むなんて初めてだからよくわからないし、自信はないけど。

それでも今は、葉山先輩に一歩だけ近づけたような気がした。
以下略



760:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:43:32.54 ID:vhSqVbECo
さりげなくわたしを気遣ってくれる台詞に若干の感動を覚えつつ、はいと小さく返事をした。

葉山先輩が去ると、当たり前だけど一人になった。

ちょうどいいから少し落ち着いて気持ちを整理してみよう。寒くなってきたけど。
以下略



761:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:46:46.63 ID:vhSqVbECo
ここまで

なんか半端なとこだけど投下
続きも大分書いてるけど寂しくて我慢できなくなった
読んでくれてる人まだいるんですかねこれ……
以下略



762:名無しNIPPER[sage]
2015/09/25(金) 00:52:03.59 ID:yGw6WZ+bo
乙です!


763:名無しNIPPER[sage]
2015/09/25(金) 00:52:27.24 ID:RG82mfCXo

いい感じにまとまったな


764:名無しNIPPER[sage]
2015/09/25(金) 01:27:20.67 ID:CC/cv8Q4o
乙!
この流れだとYは優美子の事になるのかな?


765:名無しNIPPER[sage]
2015/09/25(金) 01:33:10.81 ID:ofPBZVzO0
おつです また次も楽しみにしてます


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