過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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786:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/02(金) 12:52:15.30 ID:eNgRSOWAO
「ちょっと、最後に台無しになるようなこと言いませんでした?」

「やー、それが本音なんだな」

先輩は悪びれることもなくろくでもない真実を語った。わたしのことを信じてくれてるのかも、とか思ったのに……。

「馬鹿正直ならなんでもいいってもんじゃないですよ。ちゃんと使い分けてください」

「いや、俺結構嘘もつくしホラも吐いてるぞ」

「肝心なところではちゃんと自分の本音話してるじゃないですか」

さっき、みたいに。

「……でもそれが先輩っぽいので、やっぱりそのままでいいです。一応ちゃんと褒めてもくれましたし」

押し付けようとしただけっていう理由はともかく、お前に頼んでよかったとか、わたしにとって最高の褒め言葉だ。頭がフットーしそうなほど悩んだ甲斐があるってもんです。


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