過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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797:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/02(金) 13:01:59.71 ID:eNgRSOWAO
葉山先輩と同じような気遣いの台詞が返ってきて、少し複雑な気持ちになった。やっぱり二人は似た者同士で、通じあってるんじゃないですかねー。

「またな」

先輩はポケットに手を突っ込んで歩き始める。離れていく背中を見ていると、もう一つだけ伝えたくなった。

曖昧でも不確かでもない、今のわたしが自信をもって言える確かな想いを。

「先輩」

「ん?」

「この生徒会はわたしにとっても大切な、大好きな居場所なんです。だから先輩。ちゃんと守ってくださいね」

話すとき、自然と笑顔になれた気がした。作らない笑顔なんて久しぶりかも。

「……おお。俺もそんなの御免だからな。やれるだけはやってみるわ」


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