過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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812:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:31:21.71 ID:aeWauGybo
だから俺はこのことに関して、口に出して謝るつもりはない。俺が今やるべきことはそんなことじゃない。

ただ、こんな状況を終わらせる責任はもちろん俺にある。このままの状態を長く続けるつもりもないから、早目に行動しないとな。

そんなことを考えているうちに葉山が、そして一色が戻り現在に至る。

今は雪ノ下が全員の分の紅茶を淹れるのを女子たちはかしましく、葉山と俺は黙って待っているところだ。それぞれ特徴的というか一部独創的な入れ物に紅茶が注がれると、温かい香りが立ち生徒会室にくつろいだ雰囲気を作った。

この部屋にいる全員が、お互い何を考えているかなんて本当のところはわかっていない。

奉仕部組の俺たち三人はもとより、一色だって、葉山だって何かを抱えてここでこうしているに違いないんだ。


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