過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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867:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 16:23:17.39 ID:kAKMmD4ho
それから五人でカゴ二つがいっぱいになるほど食材やらなんやらを買い込み、荷物を抱えちんたら歩いてようやく雪ノ下ハウスへの到着となった次第だ。

「じゃあ……どうぞ」

複数の鍵を開錠して先に一人入った雪ノ下が、中からおずおずと俺たちを招き入れる。

「おじゃましまーす」

各自が目の前の家主に軽い挨拶をしながら足を踏み入れた。玄関の三和土からして既に、一人暮らしの家の大きさのものとは思えない。靴何足置けるんだよこれ。

どういった事情があるのかは深く聞いていないのでよく知らないが、高校生の女子が一人でこんな場所に住んでいるというのはどう考えても普通じゃない。

やはり俺は、彼女たちのことをろくに知らないままだ。そう思い至った。ここ最近で思い知らされた。


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