過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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873:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 16:28:30.58 ID:kAKMmD4ho
一色からは、気を使いどこまでが踏み込めるラインか探っているような印象は受けない。

葉山からは、個人に関するあらゆる質問をはぐらかす見えない壁は感じない。

人の心は移ろいやすいと言うが、人の織り成す関係もまたしかり、ということだろうか。

近付いたり離れたりなんて、振り返ってみればきっかけすら思い出せない、あっという間の出来事なんだろうな。

「突っ立っていないで座ったら?」

飲み物とグラスを手にして現れた雪ノ下が、薄く微笑みながら俺にソファを勧めてくれた。

「えーと、じゃあ……」

おずおずとソファに腰かけてみる。まるで借りてきた猫だ。でも仕方ねぇだろうが、友達の家にお呼ばれとか記憶にないぐらい過去の出来事なんだから。


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