過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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895:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 16:53:34.16 ID:kAKMmD4ho
たいしたものじゃないが、何がいいかわからず考え抜いた残留思念のようなものは宿っているはずだ。いやなんかキモいなこの言い方だと。

二人ともなんのことかわからない様子で呆けていたが、はっと気づくと確認するように聞いてきた。

「これ……クリスマスプレゼント?」

「二つあるのは、私と由比ヶ浜さんに、ということね」

そんなに意外そうな顔でまじまじと見られると恥ずかしいからやめてほしい。

「あ、んー……まぁ……、湯呑み貰ったから、その礼だ。あんま期待はせんでくれ」

直視するのが憚られたが、なんとか二人の視線を受け止めて言うことができた。

そう、これはただの礼だ。湯呑みのお返し。特別な意味は、意味は……ある、かもしれない。


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