過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
1- 20
906:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 17:04:02.57 ID:kAKMmD4ho
俺が勝手に忘れたもんだし、取りに行かせて頂きますよ。

「あ、ヒッキーが今から取りに行くって。……うん、わかったー。バイバーイ」

「雪ノ下、なんて?」

「待ってるって。ヒッキー、取りに…………行くんだよね」

「うん?そりゃ行く、けど……」

けど、なんだ。自分の発言に疑問を抱く。

由比ヶ浜がなんでもない箇所で言葉を詰まらせたのが気になった。

雲の細い切れ間から出た月に照らされた彼女の顔は、悲哀の滲む陰りのあるものだった。

クリスマスの夜。降り積もらんとする雪は、まだ止まない。


☆☆☆


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice