227:名無しNIPPER[sage]
2015/07/26(日) 19:10:01.01 ID:5s5zyie2o
>>225
>>226
自演乙
228: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:02:50.95 ID:7UFuVWMw0
◇
数日後、提督の自室で。
229: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:03:25.85 ID:7UFuVWMw0
提督『素晴らしいスピードだな』
赤城『それは、私は任務に出ていませんので。
この程度は……』
230: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:03:59.43 ID:7UFuVWMw0
チラリと赤城を伺う。
赤城『……提督は本をたくさん持ってらっしゃるのですね』
赤城が提督の本棚に目を向けながら言った。
231: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:04:51.67 ID:7UFuVWMw0
赤城『……先ほどお返しした物とは随分と毛色が異なるようですね』
提督『そうだな。ま、読んでみると良い』
小説は人の感情表現が主な内容だ。
232: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:05:25.71 ID:7UFuVWMw0
赤城『……そうですか』
その時の赤城の、微かな表情の変化。
提督はそれを見逃さなかった。
233: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:20:37.29 ID:7UFuVWMw0
引き取った時の、あの眼が心で蘇る。
提督『……そして、艦載機をとばす方法も……
別の角度から攻めるとは言ったものの、な』
234: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:28:00.15 ID:7UFuVWMw0
そんな提督の部屋に。
コンコン、とノックの音が響いた。
加賀『加賀です』
235: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:31:44.43 ID:7UFuVWMw0
そんな姿を見て、提督は申し訳なく思う。
提督『……お前には苦労ばかり掛けるな……
すまん』
236: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/26(日) 22:32:11.34 ID:7UFuVWMw0
加賀『提督は提督の信ずる事をなさってください。
私は大丈夫です。私は……提督を信頼していますから』
語気を強め。
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