489: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:42:29.45 ID:tpxx/i590
◇
幹部会議中、船渠にて
490: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:43:08.15 ID:tpxx/i590
はは、は……と乾いた笑いが三◯七司令の口から漏れる。
三◯七司令『それがなんだ……
加賀を曳航していたせいで時間が掛かっただけだと……?』
491: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:43:52.99 ID:tpxx/i590
三◯七司令『……何とか言わんかぁぁあ!!』
三◯七司令は激昂する。
霰も頬を張られる。
492: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:45:44.29 ID:tpxx/i590
霰『っ……』
呼吸が詰まる霰とは対照的に、三◯七司令は肩で息をしていた。
三◯七司令『……ハァ……ハァ……
493: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:46:10.96 ID:tpxx/i590
三◯七司令『どいつもこいつも気持ち悪いんだよ……くそっ……』
霰『……』
三◯七司令『……何で……訓練通りに物事を出来ないんだ……』
494: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:46:59.84 ID:tpxx/i590
◇
会議終了後、上司の部屋
495: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:48:22.67 ID:tpxx/i590
上司『フン……まぁいい。
……これを見ろ』
そう言って、提督に手渡したのは一枚の書類。
496: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:49:07.80 ID:tpxx/i590
◇
提督『……ついに……いや……来るべくして来たというべきか……』
497: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:49:37.36 ID:tpxx/i590
◇
バッと顔を伏せる加賀。
消えてしまいたい。
498: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/12/27(日) 00:50:11.43 ID:tpxx/i590
はやく、はやく。
震えて動かない足よ、上がれ。
なんて。
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