612: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/04/08(金) 02:52:11.84 ID:EXQBMprt0
何機かは速度が足りずに甲板のヘリで尻を打ち。
何機かは甲板の強い振動と共にホップして壊れ。
そして。
多くは一直線に海へと突っ込んでいった。
赤城《……重い……》
甲板上部に出現した艦載機がその上を進んで行くとき。
まるで、自分の肩から腕にかけて鉄球を転がしているようだ、と赤城は感じていた。
艦載機が甲板上を走っているだけで、甲板の重心が変わる。
無意識のうちに、だんだんと腕が下がってしまうのだ。
だから。
赤城《下向きに、射出されてしまう……!》
苛立つ赤城。
その様子を見て、提督は溜息を吐いた。
提督『……今日はその辺にしておこう』
赤城『……はい』
提督『上がれ。戻るぞ』
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