717: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/04/28(木) 23:48:37.18 ID:O1rXuCk8O
自分はさっきから。
疲労によって意識は朦朧としており。
腕を水平にする、という事を考えてはいなかった。
にも関わらず。
微動だにしない、自分の右腕。
最早腕は赤城から独立した生き物のようになっていた。
まるで空間に腕だけ固定されたかのように、動かないのだ。
赤城『……』
それがどういうことか、なんて事はもう考えない。
間も無く赤城は最高速度に到達する。
目を瞑った。
現れる艦載機。
広がる艦載機からの視界。
左を見れば、目を瞑った自分が見える。
そして。
驚く程の安定感。
艦載機から、揺れを感じない。
いける。
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