80: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:04:18.62 ID:xpUwJKdO0
執務室
提督「……馬鹿ばっかりだな!」
81: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:04:50.73 ID:xpUwJKdO0
執務室
提督「……馬鹿ばっかりだな!」
82: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:05:20.42 ID:xpUwJKdO0
そもそも、主計科の艦娘が最前線の艦娘に勝って困るのは人間だ。
何故、戦力となる筈の空母を隅へ追いやったのかと誹りを受ける、誰かだ。
その誰かさんが、上からの責任追及を何とかしようと奔走しているのだろう。
提督(……無能め)
83: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:05:49.31 ID:xpUwJKdO0
艤装の改修を頼んだら、謎のマーキング、通称『夕張マーク』が施されて帰ってきたのが懐かしい。
夕張マークが付いていたのは主張派の艤装だけだったので、いつしか主張派の象徴となっていた。
今思えばアレも対立を加速させる一因だったのかもしれない。
提督「いや……違う。
84: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:08:15.73 ID:xpUwJKdO0
………
……
…
85: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:08:42.85 ID:xpUwJKdO0
提督『……全て、上司様の采配あってのことです故』
上司『馬鹿にしているのか?』
そうだよ、と提督は心の中で舌を出す。
86: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:10:30.99 ID:xpUwJKdO0
◇
深海棲艦が現れてから数年。
東部前線支援基地に提督は居た。
87: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:11:01.91 ID:xpUwJKdO0
提督『おうい、戻ったぞ、加賀!』
提督は上司の部屋から、同じ基地内の自分の部屋へと帰っていた。
加賀『お疲れ様です。お帰りなさい。
88: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:11:44.62 ID:xpUwJKdO0
ゆえに加賀は20.3cm砲を艤装に搭載している。
提督による、苦肉の策であった。
今はなんとか、これで護衛任務を行っている。
しかし、その分砲撃訓練を積まねばならず、艦載機訓練を行う時間が無いのだ。
89: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:12:18.64 ID:xpUwJKdO0
加賀『……しかし、よく要望が通りましたね』
提督『いや、全く。駄目元で東雲長官に頼んだんだがな。
まさか本当に通して下さるとは』
90: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2015/07/09(木) 00:12:48.61 ID:xpUwJKdO0
随分前の話。
かつて、東方方面軍長官である東雲がこの基地を視察に訪れた時。
上司の突然の思いつきで、デモンストレーションの為、艦娘による集団砲撃演習が行われる運びとなった。
加賀はその時基地内に居た為、砲撃演習に加わらざるを得なかったのだが……
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