878: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:08:23.80 ID:RMUHDeXZ0
気の抜けた会話をしつつ、自分の部屋のドアノブに手を掛けた不知火。
不知火「ま、この料理を提督にお届けしたら……」
榛名「したら……?」
879: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:08:52.53 ID:RMUHDeXZ0
不知火「……と、とにかく!今は部屋の中に隠れましょう!」
榛名「で、ですね!」
中から鍵を閉めておけば大丈夫ですし、と呟きつつ、不知火は自分の部屋のドアを開けた。
880: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:09:42.22 ID:RMUHDeXZ0
ふぅ、と息を整えて。
不知火はそっとドアを開いた。
不知火「……」
881: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:10:15.46 ID:RMUHDeXZ0
不知火「ちょっと雷さんが中に居たような……」
榛名「……まさか」
雷「……あなた、疲れてるんじゃない?」
882: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:39:30.78 ID:RMUHDeXZ0
不知火「チィィィィ!いつの間に……」
榛名「くっ……」
雷「さ、観念しなさい……!」
883: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:40:19.07 ID:RMUHDeXZ0
雷「なんなのよ、もう!
二回目ドア開けた時私いなかったでしょう!」
不知火「中に居なかったのなら、何故ドアを二回開けた事をご存知で……?」
884: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:40:45.22 ID:RMUHDeXZ0
雷「……出現したのよ……」
不知火「……はい?」
榛名「……雷さんが……?」
885: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:41:20.84 ID:RMUHDeXZ0
雷「にゃー!煩いわねぇ!あなた達は黙ってお仕置きされたらいいのよ!」
榛名「えぇー……」
雷「問答無用!あなた達は幻覚を見てたの!いいわね?!」
886: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:41:57.76 ID:RMUHDeXZ0
榛名「手足に吸盤でも付いてるんですかね」
不知火「いえ、そんな事より何故私の部屋に……」
榛名「確かにそっちの方が大きな問題ですね」
887: ◆hsyiOEw8Kw[saga]
2016/08/06(土) 13:42:29.34 ID:RMUHDeXZ0
雷「逃がさな……きゃぁぁあ?!」
後を追う雷の前にばら撒かれたのは、例のスープ。
圧倒的異臭と煙により、雷の嗅覚と視覚が封じられた。
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