1: ◆9R3wZBkMiw
2015/06/30(火) 07:48:53.14 ID:LU7xSk9GO
※
地の文
駄文
深夜
短編
意味不明かもしれない
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:49:43.02 ID:LU7xSk9GO
◇
予備校での講義が終わり、鞄を整理していた時だった。不意にスマホが鳴きわめく。
宛先を確認後、直ぐに拒否権がないことを察した。
3: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:50:51.39 ID:LU7xSk9GO
「おっ、ひゃっはろー。来たなー文学少年」
「なんすかそれ……」
4: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:51:55.76 ID:LU7xSk9GO
「あ、お姉さんスープ取ってくるから、カプチーノよろしくね」
「はいはい……」
5: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:55:11.70 ID:LU7xSk9GO
◇
「スープじゃなかったら走ってたね、比企谷君のために」
「そういう熱血な役割は葉山の方が似合いますよ、王様」
6: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:57:14.88 ID:LU7xSk9GO
未だに目の前の彼女の事は分からないが、葉山は違うだろう。
セリヌンティウスなんて、この世に存在するのだろうか。
ーーー少なくとも葉山はメロスにはなれない。
7: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:58:17.36 ID:LU7xSk9GO
◇
呼び鈴を鳴らして注文をする。
雪ノ下さんは、少し考えて、フォッカチオを頼んでいた。スープにデザート……謎だ。
8: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 07:59:18.38 ID:LU7xSk9GO
家の事については触れては来ないらしい。
ま、雪ノ下家は地盤しっかり耐震ばっちりの現代建築だからなー。
「……ちゃんも……ず子みたいに……とは言わ……けど、もう少し……」
9: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 08:00:21.58 ID:LU7xSk9GO
◇
「じゃ、比企谷君は何だろう?」
「……道化とでも言わせたいんですか?褒めても何も出ませんよ」
10: ◆9R3wZBkMiw[saga]
2015/06/30(火) 08:01:44.51 ID:LU7xSk9GO
謹んで固辞を申し上げたい。話を逸らしたい。
冷めたコーヒーを啜り
「さぁ……なんでしょうか」
33Res/8.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。