過去ログ - 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」
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57: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/05(日) 22:18:59.82 ID:HEYVl99g0
 深海棲艦の連合艦隊との戦いは、夜まで続いた。

 護衛要塞は、やはり他の艦に比べて装甲が薄いせいか、昼戦の内に全機を撃破する事ができた。他の艦は、1体を四重連合艦隊の半数で集中的に攻撃し、

順調に撃破する事ができた。雷撃戦でレ級の雷撃が大和に直撃して大破となったのが痛かったが、レ級の撃破には成功する。

 その間、提督は自分も戦おうとしたが、金剛がつきっきりで提督の護衛をする事となった。おかげで、提督も金剛も無傷で何とかなった。

 そして間もなく夜明けになると言う時間。

 敵艦隊で残っているのは装甲空母鬼だけだった。だが、その装甲空母鬼も既に虫の息だった。

比叡「これで……はぁ…終わりです!!」

 疲れ切った比叡が最後の力を振り絞って装甲空母鬼に一発お見舞いする。その一発で、装甲空母鬼は撃沈してしまった。

 装甲空母鬼が沈んた後、海面には敵艦隊の残骸が浮いていた。

陸奥「終わったの…?」

 服の一部が破れてしまった陸奥が、辺りを見回して呟く。それに応えて古鷹が電探で探索をする。

古鷹「敵影…見当たりません」

夕立「ふぅ〜…終わったんだねぇ…」

 夕立が古鷹の答えを聞くと、座り込む。だが、那智はある疑問を抱いていた。

那智(おかしい…。特別海域のボス級の奴らが連合艦隊を組んで出撃してきたというのに、1回の夜戦で全艦を撃沈させられるだと?手応えが無さすぎる)

 那智の疑問には気づかず、提督は夕立の傍に来て言う。

提督「安心するのはまだ早いぞ。まだ、深海棲艦の本拠地を潰す仕事が残ってるんだから」

夕立「うわぁ…大変そうっぽい…」

時雨「ところで提督、どうやって深海棲艦の本拠地を潰すんだい?」

 時雨の純粋な問いかけに、提督は少し残念そうに言う。

提督「いや…てっきり本拠地って島みたいなものだと思ったんだけど、まさか深海にあるのかな…。それじゃ…一回装備を整えて出直すしか…」

長門「まったく…。提督もうっかり者だな」

 長門の言葉で、周囲の皆もつられて笑う。そして笑いのネタにされた提督は少し不満そうな表情をしたが、直ぐに次の言葉を言う。

提督「よし…じゃあ一回鎮守府に戻ろう。第二艦隊にも連絡して―」

 と、言いかけたところで古鷹が声を上げる。


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