過去ログ - 紬「飼猫のころしかた」
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22: ◆Rqkr/iCaBpzw[saga sage]
2015/08/10(月) 04:42:46.32 ID:yyMNkMTx0
「やっぱり、なんだか下に見られてる気がします」

「ふふ、そのうちなついてくれるわよ」

そう言って紬は黒猫の背中を撫でる。
実に気持ち良さそうである。
梓が不満そうな顔をしても猫はそっぽを向いたままだった。

「ところで梓ちゃん。荷物はいつ届くの?」

「今日の夕方……後2時間から3時間後の予定です」

「それじゃあ御手伝いさせてもらえるかな?」

「いいんですか?」

「ええ、もちろん。今日からお隣さんだもの」

そう言って力こぶしをつくって見せた紬。
張り切って見せる彼女をみて、梓は小さく微笑んだ。


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