過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した　最終章・後編 -SS速報VIP

過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した　最終章・後編

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47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:01:45.76 ID:Qlp0FJaV0

「終わりだ」

　終焉の鐘が鳴り響く。

以下略

48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:04:50.02 ID:Qlp0FJaV0

「小娘……　抵抗するな！」

　未来は変えられる――　そうですよね？　龍一さん。

以下略

49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:09:22.00 ID:Qlp0FJaV0

「貴様は……　夕月か」
「お前は、暁月だな」

以下略

50:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:14:37.96 ID:Qlp0FJaV0

　雪子も今、封印が解けてしまった怪物と同化しているように見える……　いや、間違いない。
　俺の経験と、そして夕月が持つ情報……　こいつは「暁月」という現象だ。
　雪子の先祖が封じて代々祀ってきた荒神、暁月。

以下略

51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:22:20.19 ID:Qlp0FJaV0

「度々の忠告、制裁を無視し思うままに汚していく……　もう度が過ぎた。人間は無に還らなければならないだろう。だからこのまま全てを破壊し、二度とこんな事態に陥らないよう私が世界を治めるのだ」

　怒りに滲む覚悟……　暁月は一旦静止させた動きを再開する。

以下略

52:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:25:10.12 ID:Qlp0FJaV0

「そうだな……　俺が裏ならお前は表」
「表と裏、白と黒……　明けの月と暮れの月は決して相容れることはない」
「だから俺はお前を止める。人間を消すにはまだ惜しい……　俺は裏だが、表へ還る。そしてお前と俺はやがて無に還るんだ。無限の空間で全てを燃やして星になり、てっぺんから地上の行く末を見ていようじゃないか」

以下略

53:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:27:37.72 ID:Qlp0FJaV0

　それはさながら超新星爆発、スーパーノヴァ。

「遅かったか――」

以下略

54:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:32:30.58 ID:Qlp0FJaV0

「あの光は――」

　聡太がふいに呟く。

以下略

55:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:35:18.71 ID:Qlp0FJaV0

「捕まえた――」

　惑星同士がぶつかり合ったような激しさ、閃光。

以下略

56:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:39:06.03 ID:Qlp0FJaV0

――初めに仕事を辞めて帰省した。

　成層圏を突破して、今度は中間圏に入ったようだ。

以下略

57:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 03:42:34.93 ID:Qlp0FJaV0

「魂の解放を求めるならば、答えよ」
「それは――」

以下略

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