過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した　最終章・後編 -SS速報VIP

過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した　最終章・後編

↓ 1- 覧 板 20

64:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:06:24.21 ID:Qlp0FJaV0

「ボス、榊氏への判決が下りました――　無期懲役です」

　対策室本部、最上階に位置する室長室。

65:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:09:32.40 ID:Qlp0FJaV0

「奴は死刑に値する人間だ……　奴によって教団は膨れ上がり、他の裏組織とも繋がり、その手は今や海外にも及んでいることが分かった。その過程で失われた尊い命は数多い」
「はい……」
「しかしこの判決……　司法という場においても、もしかすると何者かからの圧力があったのかもしれん」

以下略

66:名無しNIPPER[sage]
2015/07/01(水) 04:11:53.25 ID:deZaYLw9O
やっぱこのタイトルどう考えても喰霊のパクりにしか見えんわ……どんだけ物量書こうともタイトルの時点で読む気無くなる

67:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:12:26.77 ID:Qlp0FJaV0

　そうして、少しこそばゆいような時間が流れて。

「ボス、神山君についてですが――　彼の処置についても完了しました」

以下略

68:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:18:57.27 ID:Qlp0FJaV0

「いやー、桜子ちゃんったらあの時はほんとかわいかったわー」
「ちょっと、ヤエさん！」
「お姉さんのこと大好きだもんね」

以下略

69:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:21:08.35 ID:Qlp0FJaV0

「あの馬鹿……　お姉の誕生日にも顔出さないし」
「それは……　しょうがないよ」

以下略

70:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:24:13.33 ID:Qlp0FJaV0

「嘘だったら絶交だからね！！」

　まるで小学生のような文句を言って、桜子は矢のように部屋を飛び出した。

以下略

71:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:26:39.81 ID:Qlp0FJaV0

　冬の寒空の下、俺はなだらかな坂道を歩いている。
　厳しい寒さが続く今日この頃であるが、足取りは実に軽快で、気分も同じ。
　仕事を辞めて帰省した半年前辺りとどこか似ているような心境。

以下略

72:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:29:07.39 ID:Qlp0FJaV0

　しかし……

　タバコの火をもみ消して、吸殻を携帯灰皿の中へ収納する。

以下略

73:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/01(水) 04:32:01.60 ID:Qlp0FJaV0

「りゅーいち！！」

　すると、洋館を見上げる俺の胸元へ飛び込んでくるやつが一人。

以下略

98Res/153.69 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ