2:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:06:30.42 ID:ge9An4m6o
「おはようございます」
いつものように出勤した武内Ｐは、いつものように受付に挨拶するとエレベータに乗り込んだ。
3:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:06:59.22 ID:ge9An4m6o
そして、テレビデオのモニター部分には顔があるではないか。
さらに、背中には小さなリュックを背負っている。
4:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:07:26.05 ID:ge9An4m6o
「……こ、こんにちは」
思わず声をかける武内Ｐ。
5:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:07:52.20 ID:ge9An4m6o
武内Ｐは考える。
何かの、イベントで使うロボットだろうか？
6:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:08:19.09 ID:ge9An4m6o
やや早足になる武内Ｐ。
きゅらきゅらきゅら
7:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:08:46.44 ID:ge9An4m6o
こんこん
控えめなノックの音。
8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:09:14.01 ID:ge9An4m6o
「ピンク色の……ロボットです」
「」
9:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:09:42.31 ID:ge9An4m6o
オフィスのドアの前には万が一のためのカメラが取り付けられていて、モニターに映されているのだ。
「ええ、はい、落ち着いてください。プロデューサー。モニターですね？ はい、モニターを見ますからね」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:10:10.04 ID:ge9An4m6o
「いえ、幻覚の類いかと」
「幻覚ではありません」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:10:36.40 ID:ge9An4m6o
「知りませんよ」
一分後、晶葉はちひろからの電話にそう答えていた。
12:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 23:11:04.48 ID:ge9An4m6o
「一体……このロボは何なんでしょう？」
「さあ？」
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