過去ログ - 万里花を愛でるニセコイSS「モウドク」
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名無しNIPPER
2015/07/02(木) 00:18:55.95 ID:Hi1Nl0Jz0
どうにか料理を仕上げて提供し終わった楽は、端から端まで平らげられてすっかり空になったテーブルの上の皿を見てほっと安堵の息をもらしていた。
さすがに万里花と二人でこの人数分の料理を仕上げていくのは大変だったけれど、どうやら皆には満足してもらえたようだ。
また今度、魚がいっぱい釣れたらこんな風に皆に振る舞うのも悪くはない。
そんなことを考えかけた時、楽はふと重大なことに気がついた。
自分と万里花の分の料理が、どこにも残っていなかった。
自分はともかく、万里花に申し訳が立たない。
わざわざ手伝いにきてくれて、あんなに働いてくれたのに。まさかあの量を全部食べ尽くされてしまうとは。
千棘や宮本るりの胃袋の容量を甘く見ていたことを反省しながら、楽は重い足取りで厨房へと引き返していた。万里花に何と切り出したものか。
考え込んだまま楽が厨房の暖簾をくぐると、万里花が金属製の容器に何かを詰め込んで蓋をしていた。
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