2: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:25:01.49 ID:KTS1N5hb0
紬「しゃらんらしゃらんら♪」
今日は日曜日。
私は一人、街を歩いています。
3: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:27:32.25 ID:KTS1N5hb0
紬「こんにちは〜。
えっと、曽我部先輩……ですよね?」
恵「──あら? あなたは……
軽音部の琴吹さん?
4: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:30:06.25 ID:KTS1N5hb0
─────────────────────
あとで人と待ち合わせをしているらしい曽我部先輩は、早目に街に出てきて時間つぶしをしていたらしいの。
『立ち話もなんだし、よかったらどこかに入らない?』と曽我部先輩に誘われ、近くの喫茶店に入った私たち。
5: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:32:16.06 ID:KTS1N5hb0
紬「うふふっ、私、学校の先輩とこんな風にお店に入るのって初めてなんです。
なんだかとっても楽しくって♪」
恵「あら、そうなの?」
6: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:33:39.69 ID:KTS1N5hb0
恵「ところで、一人……なのよね? なんだかめずらしいわ」
紬「そうですか?」
恵「ええ。
7: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:35:32.66 ID:KTS1N5hb0
恵「──なるほど。
良いわね、そういうのって……」
紬「あっ、でもでも、唯ちゃんたちには内緒ですよ?」
8: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:36:48.97 ID:KTS1N5hb0
恵「ところで、澪たんは元気?」
紬「はい、とっても元気ですよ〜」
恵「相変わらず可愛くて綺麗?」
9: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:38:49.32 ID:KTS1N5hb0
恵「ああっ、澪たんが恋しいなぁ。
大学生活もとっても楽しくはあるんだけど、澪たんほどの魅力を持った人は居ないのよね」
紬「確かにそうかもしれないですね。
澪ちゃんもですし、唯ちゃんもりっちゃんも梓ちゃんも、みんなみんな魅力の塊ですからっ」フンス!
10: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:40:26.05 ID:KTS1N5hb0
恵「ええ」
……たぶん、気を使って頂いたのだと思います。
紬「うふふっ、ありがとうございます♪」
11: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:44:27.77 ID:KTS1N5hb0
紬「?」
私は周りに意識を向けてみました。
すると。
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