過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業! @巻下【ラノベSS】
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122: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:53:47.94 ID:v4pUu0Tbo
「あ、ちょっとキミ。何笑ってんのよ!?」


そう言って僕に詰め寄ってくるのは、この状況を何とかして欲しいからだ。

以下略



123: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:54:43.25 ID:v4pUu0Tbo
「でもやっぱり、それは最後の瑞鶴さんのあの働きがあってこそなんだ」


いくら瑞鶴さんが照れようとも、そればっかりは否定出来ない。僕が、させない。

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124: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:55:37.50 ID:v4pUu0Tbo
「で、でも。どうすればいいの?」

「みんなの方を見て、手を振ってあげて」


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125: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:56:19.36 ID:v4pUu0Tbo
そんな光景を見て。

ああ、成った、と僕は思った。

自然と赤城さんの方を見ると、彼女もまた僕の方を見ている。
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126: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:57:28.04 ID:v4pUu0Tbo
…だなんて。

横須賀鎮守府の、僕たちがこんな綺麗なお話の終わり方をするなんて、ある訳がなくて。


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127: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:58:34.86 ID:v4pUu0Tbo
瑞鶴さんも大分、この過剰な賛辞の雨に慣れてきた頃に。

その声は唐突に、でも確実に『ミカサ』の甲板のみんなに聞こえてしまった。


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128: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 20:59:49.77 ID:v4pUu0Tbo
「うえぁ!?なんで、なんで!?」


うろたえる瑞鶴さんを前に、僕はため息を一つつく。

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129: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 21:00:33.18 ID:v4pUu0Tbo
「なんなら、またここでやってみせてもいいんだぜー!」


別の方向から、もう一つ飛んでくる野次。その度に周囲が沸く。

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130: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 21:01:26.52 ID:v4pUu0Tbo
「ふうん、そっか」

「ず、瑞鶴さん!?」


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131: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 21:01:58.97 ID:v4pUu0Tbo
だからそうじゃないって!

ああもう、せっかく誤解を解いたばかりだっていうのに!

唐突に始まった言い争いを、周囲はこれまた面白そうに眺めている。
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132: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 21:03:03.68 ID:v4pUu0Tbo
「もう瑞鶴としかキスをしないのかしら?」

「へ?」


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