過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業! @巻下【ラノベSS】
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24: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 22:50:36.81 ID:rye/szSPo
碧い海に、まるで飛行機雲の様に真っ白い空の軌跡を描いて。

全てを決める鍵となる魚雷たちが、ヲ級を屠らんと刃を向ける。

彗星の回避のために体勢を崩していた奴を、この攻撃で仕留めることが出来たら―。
以下略



25: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 22:51:43.51 ID:rye/szSPo
「ヲ…」


しかしながら敵もさるもの。僕が思ってもみなかった手法を繰り出した。

以下略



26: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 22:53:21.48 ID:rye/szSPo
「ヲ…アア…!」


(なっ!?)

以下略



27: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:00:57.96 ID:rye/szSPo
天山の魚雷が爆発し、水しぶきが高らかに上がる。

空母ヲ級の僅か手前で、海に沈んだ奴の艦載機にぶつかって。

型破りな奇策に…天山の攻撃の、その全てが防がれてしまった。
以下略



28: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:03:02.10 ID:rye/szSPo
『ミカサ』を脅威に陥れたあの艦隊運営の手腕。

自身の生存を優先して型破りな作戦を思いつく発想力。


以下略



29: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:04:17.43 ID:rye/szSPo
全ては、この時のために。


彗星を囮にした天山の魚雷という…僕たちの攻撃を全て防ぎきって。

以下略



30: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:05:08.74 ID:rye/szSPo
そうして正面の僕たちばかりを見据えていて。

次の自分の攻撃のことしか考えていなかったであろう、ヲ級の表情に違和感が宿るのを見る。


以下略



31: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:06:35.07 ID:rye/szSPo
複数の艦載機を同時展開するのは、非常に困難なことだ。

まして各艦載機に別々の進路を採らせて複雑な動きをさせることなど不可能な訳で…。

だからこそ、制空権が拮抗する瑞鶴さんとヲ級の一騎打ちは膠着した。
以下略



32: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:07:34.39 ID:rye/szSPo
(空母ヲ級、僕たちが君に勝つことができたのは)

「私たちが、二人でいたから」

(そう。たった一人で戦ってきた君とは違って、ね)
以下略



33: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:09:31.92 ID:rye/szSPo
(空母ヲ級、君が『ミカサ』へと仕掛けた奇襲―お返しにやらせてもらうよ)


必中を確信する座標を、確かに捉えて。

以下略



34: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/03(金) 23:11:27.69 ID:rye/szSPo
そう、これで全ての戦闘が終わる…そのはずだった。


「う、嘘よ」

以下略



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