過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業! @巻下【ラノベSS】
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89: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:10:07.90 ID:v4pUu0Tbo
「あら、だって私が『ミカサ』なんだもの。艦内で起こっていることは分かるわ」


ああそうでした…。大提督宛の資料を拝借できるのに比べたら、簡単だったろう。

以下略



90:名無しNIPPER[sage]
2015/07/05(日) 14:42:16.05 ID:V3ZbdDlpO
メンタルモデルかな?


91: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:44:56.92 ID:v4pUu0Tbo
私がこの世界に生まれ来るときに丁度、このふねが造られたの。

そうやって三笠は語りだす。


以下略



92: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:45:47.64 ID:v4pUu0Tbo
赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴…そして他の鎮守府のみんなの名前を思い浮かべる。

それは彼女たちの名前でもあると同時に、かつてあの戦争で活躍した軍艦の名前でもある。

艦娘によっては、軍艦時代の影響を強く受けている様子も見受けられるけれど…。
以下略



93: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:48:33.44 ID:v4pUu0Tbo
「艦娘として生まれる瞬間、呼ばれた気がしたの」

「ほんとうよ?」


以下略



94: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:49:42.56 ID:v4pUu0Tbo
そんな、子供みたいなワガママを明かした三笠に苦笑する。

この国のトップたちがそんな事でてんてこまいだったなんて…なんて痛快なんだろう。


以下略



95: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:50:35.50 ID:v4pUu0Tbo
「ちっとも自由なんかじゃないわ」

「だって私は、この『ミカサ』から放れられないんだもの」


以下略



96: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:51:17.79 ID:v4pUu0Tbo
「だからね、三笠は」

「本当はこの戦いで沈んでしまっても良かったと思っているのよ?」

「な、ん…!?」
以下略



97: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:53:56.21 ID:v4pUu0Tbo
三笠が未知の補給艦の存在を大提督に知らせなかった理由が、それでやっと分かる。

うぬぼれではなく事実として、今日僕が深海棲艦側の戦略に気がつかなかったら。


以下略



98: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/07/05(日) 14:56:07.87 ID:v4pUu0Tbo
絶句する。

この少女は、自分の命を軽く見積りすぎている。

それはなんて危うくて、なんて際どい存在なのだろう?
以下略



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