過去ログ - 【Zガンダム×艦これ】雷「大尉、元気出して!」クワトロ「……うむ」【その2】
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297: ◆jIEqZKD2vo[saga]
2015/07/06(月) 19:54:18.11 ID:H0JnaQVl0


>艦内


ヘンケン「……では、アンマンの手前で降りると?」

ジェリド「ああ。アンマンへの進行計画ってのは前から予定されていた……グリプスでのMK2慣熟訓練もそのための準備だ」

エマ「そんな! 私は聞いてなかったわ!」

ジェリド「エマ中尉はティターンズの強行策によく反対してたろ? それで上からは嫌われてたみたいだからな……最低限の情報しか与えたくなかったんだろ」

エマ「そんな……」

ジェリド「で、だな。とりあえずエゥーゴの艦から脱走してきたってことで、二重スパイとか怪しまれないように手土産でも持って帰りたいんだが……なんか都合のいいもんないか? 作ったけどあんまり使えないMSとか」

ヘンケン「そう言われてもな……」

アストナージ「あ、そんならいいのありますよ」

ヘンケン「何? 本当か」

アストナージ「ええ、新開発した技術で、開発途上で出来たアナハイムに渡した技術のグレードダウン版があるんです。これなら多少MSの性能は上がりますが……わざと難しい仕様にしてる上、結局はグレードダウン版ですからね。いずれアナハイムからティターンズに流れることを考えれば、ちょっとくらいは変わらんでしょう」

ヘンケン「ふむ……そういうことらしいが、どうする?」

ジェリド「ありがてぇ。もらっていくぜ……なんて技術なんだ?」

アストナージ「『バイオセンサー』だな。サイコフレームに比べたら大がかりな上に使い手も限られる。おまけにコスト高で、調整も難しい。ま、そういうふうに弄ってあるんだが」

ジェリド「ティターンズがこいつの研究にチンタラしてる間にエゥーゴは二歩も三歩も先を行く……って次第か。悪辣だな」

ヘンケン「だが」

ジェリド「それがいい」



ヘンケン/ジェリド「「Yhaaaaa!」」パシン



エマ「……この二人いつ仲良くなったのかしら?」

アストナージ「さあ?」





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