過去ログ - 美波・アーニャ「Even dream on behalf of memories」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/07/03(金) 12:27:27.59 ID:ySUEgR2IO
美波「……謝らないといけないのは、私もだよ」
アーニャ「……えっ……」
美波「アーニャちゃんがどういう気持ちで頑張っているのか。そんなこと考えもしないで、ただ、アーニャちゃんは寂しいんだろうな、とか、倒れないようにしなきゃって。そんな、自分だけの考えだったの」
美波「アーニャちゃんの言った通り。私、アーニャちゃんを信じてなかった」
アーニャ「っ!」
美波「私は年上で、お姉さん。だから、アーニャちゃんがちゃんとアイドル出来るように、見てなきゃいけないって思っていた。支えなくちゃダメなんだって思っていたの」
美波「でも、私はアーニャちゃんの気持ちを考えていなかった。アーニャちゃんは、私を支えてくれようと、ずっと頑張ってくれていのに。私は、それに気づかなかった。気づこうともしなかった」
美波「ごめんなさい……」
アーニャ「……」
美波「一人で仕事をしている時、ずっと何か胸に引っかかっているみたいだった。あれは、不安だったんだ」
アーニャ「不安、ですか?」
美波「うん。なんて言えばいいのかな……。頼ってくれる人がいなくて、自分がどうすればいいのか、逆に分からなくなったの」
美波「二人で仕事をする時は、アーニャちゃんが分からないことがあれば頼って来て、上手くいけば二人で喜んで」
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