過去ログ - 【オリジナル】安価とコンマで異能者となって生き抜く
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2015/07/20(月) 23:03:06.49 ID:ISkYe7dAo
一「……でも…こんなに嫌われてたら…もう諦めるしかないよね…」
結花「いい加減臭い芝居をやめろ。気持ち悪い」
梓「酷い!酷いよ結花!!」
涙で瞼を腫らした梓が結花の服を掴む
梓「どうしてこんな健気な一くんの告白に向き合ってやらないんだい!!」
結花「はぁ…梓、コイツはな、ただからかっているだけだぞ」
梓「そうやって目を逸らして!!ちゃんと受け止めなよ!!逃げるな結花!!」
結花「ああもうこの…!」
完全に一の演技を信じきっている梓に苛立ちながらも、恩のある梓には強く出られない結花
溜息を吐きながら一と向き合う
結花「おい、早く誤解を解け。つまらん冗談もやめろ」
一「ゴメン…ごめんね……僕の事嫌いなんだよね…もう、二度と声を掛けないから…」
梓「うおお!結花の馬鹿!分からず屋!!」
一「やめて梓ちゃん!結花ちゃんを責めないであげて!!彼女は何も悪くないから、全部僕が…」
梓「違う!違うよ!!そんな事ない!!」
さめざめと泣く一の肩を梓が抱く
どうすることもできずその光景を見下ろす結花を、キッと強く梓が睨む
そんな梓の胸で、チラッと舌を見せて笑う一の姿が目に映った
そこが限界であった
結花「お前ら…………」
結花「いい加減にしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
異能を使って暴れはじめる結花を見て、流石にまずいと思った一が慌てて誤解を解きにかかった
なんとか結花の怒り納めることに成功したが、結花と一の関係にさらなる深い溝が出来上がってしまったのは言うまでもない
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