過去ログ - 雪歩「天海ブリリアントパークですぅ...」【第三話】
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74: ◆9G12fmecqU[saga]
2015/07/05(日) 14:59:34.25 ID:+E+WhpvY0
P「.........」

真美「真美ね、まだ小さかった頃、迷子になったことがあるんだ」

亜美「懐かしい....あれは300年前...」

高木「亜美君は長生きだなぁ」

P「しゃ、社長....それで?」

真美「必死で亜美が探してくれてね、その時に『お姉ちゃんなんだからしっかりしてYO!』て怒られちゃった」

亜美「そんなこともありましたなぁ」

真美「迷子って、とっても怖いんだよ。兄ちゃんが思ってるそーぞー以上に。だからあの子の気持ちもすっごくわかったんだ」

真美「だから.....なんとかしてあげたいって」

亜美「大丈夫、今度真美が迷子になっても亜美が探してあげるから!」

真美「ちょ!真美はJCだよ!?迷子になんかならないっしょー!」

亜美「あはははは!」

高木「この天ブリも広いからねぇ、迷子にならないでおくれよ?ハハ、ハハハハ!」

真美「もー!」

P「.................」




P「(今、やっとわかった。この二人の“違い”が...)」


P「(亜美は、人と等しく接する事で、場の雰囲気や、人を和ませる存在...)」


P「(真美は、人と視線を合わせることで、その人の気持ちを共感してあげる存在...)」


P「(髪型なんて、外見的相違にすぎない。二人の心の奥底の、小さな違い....)」


P「(.....やっとわかった)」



P「お疲れ、亜美」ポン

亜美「おっ」

P「お疲れ、真美」ポン

真美「おぉ!兄ちゃん、今回は迷わずに違いがわかりましたなぁ!」

P「あぁ、今までごめんね。もう二度と間違えない」



..............ゴゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴゴ!!

P「うわ!?」

亜美真美「うわわっ!?」

P「この揺れ.....!行こう!」


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