過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:31:41.77 ID:fZL9PryM0
霞『何グズグズしてんのよ! さっさとこの海域を突破するわよ!』
霞『やめてよ、触らないで! これくらいの傷、どうってことないわ! ひとりで帰れるって言ってるでしょ!』
霞『・・・・・・別に、好きにしたら? 私は頼んでないんだから、お礼なんて言わないわよ』
以下略
119
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:32:08.89 ID:fZL9PryM0
提督さんは、たくさんいた那珂ちゃんの解体を途中でやめてしまうような面倒くさがりです。
資源の管理だっていい加減です。あの無数の解体作業が、ミスなく完璧に終わっていたとは到底思えません。
一体どうして、私はそんなことに今まで気づかなかったのでしょうか。
120
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:32:59.61 ID:fZL9PryM0
霞『ねえ、電。一応言っておくけど・・・・・・この前は、その、ありがと』
霞『な、何よ。変な勘違いしないでよね! 私はまだ、あんたを旗艦と認めたわけじゃないんだから!』
霞『ま、でも・・・・・・最初よりは、少しはマシになったんじゃない?』
以下略
121
:
◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:33:55.61 ID:fZL9PryM0
ミスは必ずあったはずです。那珂ちゃんのように、解体し忘れた艦娘だってきっといたはずです。
逆に、間違って解体してしまった艦娘がいたって、なんの不思議もありません。
同名艦のいない艦娘を誤って解体してしまったかもしれません。
以下略
122
:
◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:34:34.31 ID:fZL9PryM0
霞『今日は遠征でしょ? ほら、早く準備しなさい! あんたが旗艦なんでしょ!』
霞『失敗したからって、気にすることないわよ、電! こんなの、提督の作戦が悪いんだから!』
霞『なに、怒られたの? あのクズ提督! 絶対許さないわ! 電にひどいこと言うなんて!』
以下略
123
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:35:09.50 ID:fZL9PryM0
霞『電は絶対私が守るわ! あんたは私の・・・・・・友達なんだから!』
以下略
124
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:35:36.18 ID:fZL9PryM0
電「ああっ・・・・・・あ、あぁあああああっ!」
押し寄せるように涙が溢れてきて、立っていられません。悲しくて、悔しくて、声を上げて泣きました。
どうして今まで気づかなかったのでしょう。私は、大切な友達が解体されてしまったことに、今の今まで気づかなかったのです。
以下略
125
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:36:07.38 ID:fZL9PryM0
霞ちゃんは、あの扉をくぐるとき、何を思っていたのでしょうか。きっと怖かったでしょう。悲しかったでしょう。私のことを憎んだかもしれません。
せめて、謝りたい。だけど霞ちゃんはもう、永遠に戻ってこないのです。
泣いたってどうしようもありません。だけど、私にはもう泣くことしかできません。それがたまらなく悔しいのです。
以下略
126
:
◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:36:41.21 ID:fZL9PryM0
霞「ねえ・・・・・・あんた、どうしたのよ。どっか痛いの?」
電「ひっ、ひっく、あぅうう・・・・・・え?」
霞「ほら、これ使いなさい。ひどい顔よ」
以下略
127
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◆hJ5a7d.jWc
2015/07/12(日) 01:37:18.46 ID:fZL9PryM0
霞「あんた、どこに行く途中? 何なら、送って行ってあげてもいいけど」
電「あ、ありがとうございます。でも、もう平気ですから。1人で行けます」
以下略
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