過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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766: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:33:56.99 ID:Lv9/9Z470
何としてもやめてもらいたいのですが、どういうわけか隼鷹さんが私の話をまったく聞いてくれません。

私が途方に暮れているうちに、とうとうドアノブがゆっくりと回り、重たげに扉が内側から開かれました。

赤城「……何ですか、うるさいですね」

普段よりトーンの低い声で、赤城さんが気だるそうに私たちを見ました。

まさに冬眠明けの熊。きっといつもより遥かに些細な理由で私たちに襲いかかるでしょう。

今、最も正しい選択は全力で謝罪して逃げることですが、隼鷹さんにその気配は全くありません。

隼鷹「悪いね、起こしちゃって。どうしても聞きたいことがあってさ」

赤城「……そんなことで私を起こしたんですか? 明日にしてください」

閉じられようとする扉の隙間に、隼鷹さんが素早く足を挟み込みます。剣呑な目つきで見上げる赤城さんを前に、隼鷹さんは身じろぎもしません。

隼鷹「時間は取らせないよ。ただ、何が何でも答えてもらうからね」


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