過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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806: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 22:10:10.51 ID:Lv9/9Z470
抑えられなくなった殺意が噴き上がります。穏やかな仮面を脱ぎ捨て、暴食の化身が霧島さんに向けて咆哮しました。

そうですよね。赤城さんがご飯のことで人を許すなんてこと、あるはずありませんよね。

赤城「下等な戦艦風情がこの赤城の飯に手を付けおって! その罪、許されると思うな!」

霧島「……何ですか、その言い方。私は間違って食べただけなんですけど」

赤城「どの口がほざきおる! そんなに飯を食いたければ残飯でも漁っていろ! 貴様にはそれがお似合いだ!」

霧島「……言い過ぎじゃないですか? また用意してもらえばいいだけの話なのに、いくらなんでも……」

赤城「抜かせ売女! 己がどれほど付け上がった行為をしたのか、身の程を思い知れ! 錆びついた海の鉄くずごときが!」

霧島「……はあ」

古から蘇った魔王を思わせる、赤城さんの恐ろしげな口調を目の当たりにしても、霧島さんに恐れる様子はありません。

彼女は反論も、謝罪もせず、ただ黙って自分の顔に手を掛け、眼鏡を外しました。


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