過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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878: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:34:56.37 ID:H6ySCzUl0
霞「なら、爆雷か機銃? どっちにしたって穿った性能なのね、あんた」

不知火「まあいい。では龍驤、そなたを電様直属部隊『サンダーボルト艦隊』の一員として迎え入れよう。この血判状にサインを……」

龍驤「……まさかとは思うけど、あんたら、うちを駆逐艦ってことで話進めてへんか?」
以下略



879: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:35:30.99 ID:H6ySCzUl0
龍田「ええ。赤城さんは結局姿を見せなかったわ。私たちだけじゃ鍵を開けられないし、諦めるしかないわね」

電「そうですか……では、予定通りの作戦で行きます。皆さん揃いましたし、これより『電号作戦』の会議を始めたいと思います」

龍田さんが席に着き、同時に思い思いに会話していた人たちもぴたりと話すのをやめました。
以下略



880: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:36:01.41 ID:H6ySCzUl0
不知火「しかし、驚きました。電様だけでなく、大和様までがクーデターを企てていたとは」

大和「私にもいろいろ思うところがありましたから。このままでいたくない、っていう気持ちは皆さんと同じです」

大和さんは元々、今は亡きゴーヤさんの単艦オリョクルによってかき集められた資源により建造、運用されてきました。
以下略



881: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:36:40.59 ID:H6ySCzUl0
大和「私、なんであんな酷いこと言われなくちゃいけないんだろう、私はなんでここにいるんだろう、ってずっと思ってたんです」

大和「心の中がずっとモヤモヤしてて、耐えられなくなって電さんに相談したんです。そしたら、電さんも似たような想いを持っていることを知りました」

大和「電さんと話して、鎮守府はこのままじゃいけないと強く思いました。変わらなきゃいけない、そのためには私たちが行動しなくちゃいけない、と」
以下略



882: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:37:19.54 ID:H6ySCzUl0
祥鳳「龍田さん、ボーキの返済をチャラにしてくれてありがとうございます! 抱いてください!」

鳳翔「質に入れた艦載機も帰ってきました! 2度と手放すような真似はしません!」

龍田「潜水艦狩りができるようになるなら、あれっぽっちのボーキどうでもいいわ。それより、あんたたちにはきっちり働いてもらうわよ?」
以下略



883: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:37:49.08 ID:H6ySCzUl0
電「もう周知の事実ではありますが、先日新たな主力艦として配属された戦艦、霧島は暴力的思想と狡知に富む凶悪な艦娘でした」

電「彼女の鎮守府を支配しようという目論見は主力艦隊を大きな混乱に陥れましたが、彼女はもうこの世に存在しません」

電「彼女はこの鎮守府において最も凶悪な艦娘、赤城との諍いを起こし、結果として赤城に捕食されました」
以下略



884: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:38:53.50 ID:H6ySCzUl0
電「提督は赤城の凶行に気付いていません。本日、主力艦隊は通常の出撃を取りやめ、突如として消えた霧島さんの捜索に駆り出されました」

電「当然ですが、成果はありませんでした。また明日、今度は軽空母隊による偵察飛行を含めた、更なる捜索活動が予定されています」

電「霧島の空けた枠には一時的に私が加入し、主力艦隊は外海まで捜索範囲を広げることになっています」
以下略



885: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:39:22.99 ID:H6ySCzUl0
第一段階である、「放置艦全勢力との共闘」はすでに達成されています。

駆逐艦のほぼ全てが所属するアカギドーラ教団の解体に成功してしまえば、後はスムーズに事は運びました。

賭場でくすぶっている龍田会の龍田さんも、奇行を繰り返す旧餓狼艦隊の足柄さんも、また出撃したいという想いは同じです。
以下略



886: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:40:13.58 ID:H6ySCzUl0
電「はい。まず、主力艦隊が出撃した後、龍田さんは軽巡、及び餓狼艦隊以外の重巡を率いてドックを占拠してください」

電「それから私たち全員が艤装を装備し、不知火さんは駆逐艦を率いて提督の拿捕に向かってください」

不知火「了解しました。ところで、拿捕の際に手荒なことはどの程度許されるのでしょうか」
以下略



887: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 08:40:48.53 ID:H6ySCzUl0
妙高「それはともかく、足柄。提督への未練は捨てなさい。私たちをこんな境遇に追いやったのは提督なのよ?」

羽黒「そう、そうよ! 大破目的で出撃させられた恨み、絶対に晴らしてやるんだから!」

足柄「……そう、そうよね! もう迷わないわ、提督討つべし! 私の恋人は常に戦場なのよ!」
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