24: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 14:47:09.54 ID:+THn14qC0
そうして胸にもやもやを抱えたまま過ごすうち、ある事件が起きたのです。
きっかけはある噂でした。
暁「な、なんですって!?」
25: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 14:53:33.96 ID:+THn14qC0
〜夜〜
電「…………」
「い、な、づ、ま、ちゃん♪」
26: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 14:59:19.96 ID:+THn14qC0
如月「…如月にはあの噂が本当かどうかはわからないけど、少なくともこんなところでくすぶってる暇はないんじゃないかしら?」
電「…でも、電は暁お姉ちゃんよりかわいくないし、雷ちゃんみたいに何でもできるってわけでもないし、如月ちゃんや重巡・戦艦・空母の皆さんみたいに大人っぽくもないのです」
如月「何言ってるの、電ちゃんは十分魅力的よ。そうじゃなかったら司令官もこんなに長く秘書艦にはしてないと思うわ」
27: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:03:12.59 ID:+THn14qC0
如月「ふふっ、冗談よ♪でも、ものすごく嫌だったでしょ?」
電「……………」
如月「なら、わかるわよね?電ちゃんが何をするべきか」
28: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:07:10.59 ID:+THn14qC0
〜提督の寝室〜
提督「zzz……」
電「……司令官さん」
29: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:12:43.20 ID:+THn14qC0
提督「やめろ!放せ!」
電「…電が本気を出せば司令官さんでも逃げられないのです」
提督「やっ、やめっ」
30: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:17:33.54 ID:+THn14qC0
電「司令官さん…司令官さん…司令官さん…///」
チュッチュ
耳へのキスの意味は『誘惑』
31: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:22:16.52 ID:+THn14qC0
パティーーーーン!!
電「っ…うう…」
提督「はあ…はあ…何でこんなことするんだ?」
32: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:26:23.03 ID:+THn14qC0
電「いつも優しくて、明るくて、賢くて、ずるくて、たまに子供っぽくて…いつも電のことを大事にしてくれて……そんな司令官さんのことが大好きなのです!!」ウルウル
電「電のことを愛してほしいのです!!電のことだけを見てほしいのです!!暁お姉ちゃんにも、響お姉ちゃんにも、雷ちゃんにも、金剛さんにも、愛宕さんにも、足柄さんにも、加賀さんにも、大鳳さんにも……街で一緒に歩いてた女の人にも!!!!誰にも司令官さんを渡したくないのです!!!!!」
ウエエエエン
33: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:30:29.18 ID:UF+oJimuO
提督「電……」
ギュッ
電「しれい、かんさんっ…」
34: ◆F0ZrWDgfsmWB[saga]
2015/07/05(日) 15:37:44.88 ID:UF+oJimuO
提督「最初にお前と、吹雪・叢雲・漣・五月雨のうち誰かを選べと言われた時に俺はすぐにお前を選んだ。一目惚れだったんだ」
提督「あの時だって、人間の俺が深海棲艦に敵うわけないなんて思ってたけど……お前がボロボロになってるのを見た瞬間、自然に体が動いてた…まあ、敵っちゃったけど」
提督「暁ができた時にお前にキスしたのだってそうさ。急になんか気持ちがこみ上げてきちゃってな」
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