過去ログ - 和「私は……病んでいる人間です」
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43:名無しNIPPER[sage]
2015/07/05(日) 21:07:34.47 ID:sp5dj/aqO
優希のしゃべり方だけど
ぁぁぁはいらないよ
44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:11:13.94 ID:cXEvxDgx0
「もう帰ります!」
と、怒って帰ってしまう方がきまりがいいでしょうか?
ああ……しかしこんなことを考えても結局帰ることなんて出来ないんです。私はなんて――
45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:14:41.06 ID:cXEvxDgx0
優希「まあ、私も多少は強くなってるし、そもそも再挑戦の意味合いもあるんだじょ」
和「でも玄さんも強くなってますからね……あちらは新人の中で打点一位に輝きましたし」
後輩B「虎の威を借りる、ですね」ボソッ
46:名無しNIPPER[sage]
2015/07/05(日) 21:19:38.23 ID:1QEMXzdNO
京太郎なんてゴミキャラは出さなくて良いから
気にせず頑張れ
47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:23:50.61 ID:cXEvxDgx0
優希「もうやめるじょ!仲良く食べるじょ!」
優希が叫ぶと後輩たちはみんな黙りました。
それからはひたすら飲み食いしました。麻雀の話や昔話、世間話を四人はしていました。
48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:27:45.74 ID:cXEvxDgx0
それから四人は更に話に花を咲かせました。
私は立ち上がり部屋のあちこちを歩き始めました。何かを考えているようにです。
四人はそんな私に気付いているようでしたが、見ようとはしませんでした。
49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:31:49.20 ID:cXEvxDgx0
そうして時刻が10時を上回ると、四人は帰り支度を始めました。
そのとき一度だけ四人が部屋の隅を歩き回る私を無言で無表情で眺めました。
私は気付かないふりをしました。
50:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:34:00.90 ID:cXEvxDgx0
和「ちょっと待ってください、どこ行くんですか?」
後輩A「二次会ですよー」
和「あの、実はお金がなくて、貸していただけませんか?一万と五千でいいですから」
51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:36:20.97 ID:cXEvxDgx0
私はその場で棒立ちになり俯きました。そんな私を店の人たちが不思議そうに眺めていました。
私は胸の奥に何かが蠢くのを感じました。
ああ、今すぐ優希のところへ行って一万と五千……いえ、持ち金を全部渡してやります!
52:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/05(日) 21:41:58.44 ID:cXEvxDgx0
しばらく経ち、目的の場所まで来ましたが、先ほどの気持ちが薄れ、やめようかという気持ちが沸いてきました。
こんなことは……でも、やりましょうか。
やってしまったほうがいい。いえ、結局同じことかもしれませんが、でもいいでしょう。
53:名無しNIPPER
2015/07/05(日) 21:50:52.12 ID:3WQibh1NO
なんだか引き込まれる文章だな
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