過去ログ - 【安価】アーチャー「英国で聖杯戦争？」【企画３】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】アーチャー「英国で聖杯戦争？」【企画３】

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172:復活のK ◆tGLUbl280s[saga]
2015/07/16(木) 17:52:57.09 ID:88wZiQXQ0

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　【来歴】
　全国の梨農家を影から操る梨フィクサーの家系に生まれた少年。
　生まれ持つ梨帝王としての素質から、自然と他人を引きつける魅力（梨の芳香）を備えていたが、
　本人はそうやって人の上に立つことを望まなかった。理由は単純。彼は臆病だからである。
　いつも誰かに決めてもらわなければ行動できないタイプの彼は、人の上に立つのに圧倒的に向いていない。
　しかし梨フィクサーの跡取り息子として、彼は生まれつき梨帝王の座につくことが約束されていた。
　迫り来る襲名の日。耐えられないメンタル。逃げだそうにも全国の梨農家に顔を覚えられているため、
　すぐに捕まって連れ戻されてしまう。壊れそうになっていく彼が慰められるのは、
　梨を栽培している時と、テレビで活躍するゆるキャラの姿を見ているとき、ただそれだけだった。

　ある日のこと、いつものように苦しみながら梨に水をやったあと眠りについた彼は、朝起きると自分の身体が
　憧れていたゆるキャラ、画面内を自由に飛び跳ねるあのゆるキャラになっていたことに気づいた。
　そして理解する。これはきっと、神様がくれたチャンスなのだと。
　自分を変える、最高の機会を手に入れたと知った彼は、その姿のまま国外へ逃亡する。
　できる限り、今まで生きてきた世界から離れたい。
　新しい姿を手に入れたんだ。新しい場所で、新しい人生を歩みたい。

　そう願った彼だったが、しかし、彼が特に意味もなく選んだ逃亡先が、偶然聖杯戦争の戦場となっていて―――
　そして、彼が手に入れた梨の身体は、そっくりそのまま、聖杯戦争への参加券。
　即ち、令呪を現しているのだと……彼が知ったのは、しばらく後のことだった。

　【性格】
　柔和で温和な小市民。
　平穏無事な生活を送っていきたいと願っているが、彼の優れた家系がそれを許さない。
　基本的に面倒事に関わるのを嫌うタイプだが、なんだかんだ、自分がやらねばならないときというのを理解しており、
　やるべきところではきっちりと務めを果たす。
　やりたくないやりたくない言いながらピンチにはちゃんと駆けつけてくれるあたり、そこはかとないツンデレの臭いがする。
　梨の臭いもする。

　自分が出奔するきっかけとなった家の人間や梨農家の人たちの事は恨んでいない。
　彼らにも事情はあった、ということは深く理解している。むしろ罪悪感を感じているまである。
　場合によっては願い欄で言っている、梨令呪の定着ではなく、人間に戻ることを願うように心変わりするかも知れない。

　【願い】
　梨の身体が令呪を構成しているため、令呪を失えば彼自身が消滅する。
　当然、サーヴァントを失った場合も同様である。
　故に彼は、聖杯の力を取り込むことによって令呪を魂に定着させようと尽力する。

　【解説】
　　設定が無駄に重い系。
　　心が一般人の少年に、立場と魅力だけは帝王のものを与えてしまった。
　　その狭間で思い悩む少年は、苦悩の果てに梨人間になってしまう。

　　立場的には、強いて言うならミサヤ枠です。聖杯戦争が終わると死ぬからそれに向けて頑張る、みたいな。

　　どう足掻いても重くなる上、絵面がアレなので扱いが劇薬。
　　こいつが負ける＝消滅して死亡、なので、誰も死なない聖杯戦争をやるには邪魔な存在ではある。

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