過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:54:40.12 ID:ABn+E12Xo

あやせ「……お兄さん、眠る前のことを憶えてますか?」

京介「いや、桐乃の事で呼び出されたはずだけど、どうも途中からハッキリしないな」

あやせ「なぜ記憶がハッキリしてないかと言いますと、わたしがお兄さんにそういう効果のある睡眠薬を飲ませたからです」

京介「はあ? 冗談にしちゃ笑えないぞ」

あやせ「お兄さんに振られ桐乃にも捨てられたわたしは不眠症に悩まされることになりました。だからお医者さんに診てもらって強めのお薬を出してもらってるんです」

京介「……俺にも責任の一端があると? だから徒に睡眠薬を飲ませたのか?」

あやせ「憶えてないならもう一度言いますね。わたしは、桐乃が世界で一番大事にしているお兄さんを壊しました。後は証拠を桐乃に送れば、必ず日本に帰ってきてくれます」

京介「待て、話が繋がっていない。もっとちゃんと説明してくれ。あと俺を壊すってどう言う意味だ」

あやせ「桐乃を日本に呼び戻すために、あの子が何よりも守りたかったモノをわたしは壊そうとしました。そのためにお兄さんに睡眠薬入りのお茶を飲ませて、お兄さんが昏睡してる間に、大事なモノを壊しました。だからもう手遅れなんです」

京介「話が抽象的過ぎてサッパリ理解できねーよ。おまえはいったい何を壊したんだ!?」

あやせ「これも憶えていないでしょうからもう一度言いますね。わたしはどんな手を使ってでも好きな人をつなぎ止める。わたしの好きな人は、もちろん桐乃と――京介さん、あなたです」

言いながらあやせが差し出したのはスマホ。その画面には。



俺にまたがる、全裸のあやせが写っていた。





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